オリジナルTシャツ作りは生地選びが肝心！素材・編み方について解説
オリジナルＴシャツの名入れ制作を検討しているお客様の多くは、印刷デザインや色、サイズについてはある程度事前に決めている方がほとんどです。
しかし意外と後回しにしがちなのがＴシャツの本体選び。
実はオリジナルＴシャツを作成するにあたり、本体の生地選びは出来栄えを左右する重要なポイントなのです。
カジュアルな見た目が親しみやすいベースボールシャツは、展示会からフードフェスまでジャンルを問わず様々なイベントのオリジナル衣装製作にお使いいただけます。
今回は通販ならではの激安価格にてオリジナルTシャツをプリント製作・販売する「アパレルの卸」が、オリジナルＴシャツの生地に使われている素材と、編み方の特徴を詳しく解説します！
- 目次
※本記事にて紹介している商品価格は2023年9月13日現在の価格となっております。
素材の違いとお薦めの製作シーン
オリジナルTシャツのオーダーメイド作成によく使われている生地は、主に綿（コットン）、ポリエステル、混合素材の３種類です。
それぞれに異なる特性があり、最適な活用シーンが異なりますので、１つずつ詳しくご紹介します。
綿（コットン）
オリジナルTシャツに使われる生地の素材として、真っ先に思い浮かぶのは綿（コットン）ではないでしょうか。
綿は繊維の断面が空洞になっている天然素材で、水分を吸い込みやすく吸水性と吸湿性に優れています。
冬は暖かく、夏は涼しく着られるため、季節を問わずオリジナルTシャツのオーダーメイドに好まれる素材です。
天然素材ならではの肌触りの良さも、特注Tシャツの本体として人気があります。
また発色が良いので、名入れデザインをイメージ通りのカラーでプリント印刷できるのも魅力的です。
一方で吸水性の良さゆえに乾きにくく、洗濯後はシワが付きやすいという特性もあります。
綿素材のお薦めシーン
綿素材のオリジナルTシャツは、Tシャツのオフシーズンでも着用できること、オリジナルプリントの色と豊富な本体カラーで色の組合せが高いことを活かし、クラスTシャツや物販Tシャツのオーダー製作にお薦めです。
特注クラスTシャツは、文化祭や体育祭の思い出に残るもの。
こだわりの印刷デザインを再現し、イベントが終わった後もクラスの集まりで着たり、部屋着にしたり活用シーンが多いものです。
ライブで販売するオリジナルＴシャツにも、同様のことが言えますね。
デザインの良いものはファッション用Ｔシャツとして長く着てもらえるので、夏も冬も着心地の良い綿素材のオリジナルTシャツはファンに喜ばれます。
ポリエステル
石油を原料として作られるポリエステルは、化学繊維の一種です。
天然繊維の綿とは異なり、生地の中に水分が入りにくいという特性があります。
そのため速乾性に優れ、着心地もサラッとしているため、汗をかいても生地が肌にベタッと貼りつかず快適です。
ただし化学繊維であるがゆえに、生地の手触りの良さは綿よりも劣りますが見た目にもやや光沢感があるので、ビビッドな色の本体に名入れ印刷に選んでスポーティーな印象を与える事ができます。
素材の特性上、空気が乾燥する冬は静電気が発生する恐れもあります。
ポリエステル素材のお薦めシーン
ポリエステルのオリジナルTシャツは汗をかくシーンに重宝するため、スポーツウェアまたは飲食店のキッチンスタッフの制服には特にお薦めです。
生地が水分を吸わないので汗をかいても重たくならず、スポーツシーンの激しい動きを邪魔しません。
自宅の洗濯機で洗ってもシワや型崩れが発生しにくいことから、従業員が自ら洗濯するスタッフ制服用オリジナルTシャツの作成にお薦めとなります。
さらに当通販店では、防臭・抗菌加工に優れたもの、UVカット機能を備えたものなど、機能性に特化したポリエステルTシャツも販売しています。
機能性にもこだわりたいオリジナルTシャツ制作には、ポリエステル素材が最適です。
混合素材
綿とポリエステルの良いと取りをした生地の素材が、混合素材です。
混合素材とは、異なる素材を２種類以上ブレンドして作成された素材のことを指します。
当店の商品詳細ページでは、混合素材の無地Ｔシャツには「綿〇%、ポリエステル〇%」というように素材の割合を表示しております。
割合の数値が大きい素材の方が含有量が多く、綿が多いと生地の肌触りの良さや丈夫さ、ポリエステルが多いと速乾性や生地の軽さがオリジナルTシャツの特徴に出ます。
綿とポリエステルだけではなく、そこにしなやかな手触りのレーヨンを追加し３種の素材を混合させたトライブレンド素材も、オリジナルTシャツの本体として人気です。
混合素材のお薦めシーン
混合素材のオリジナルTシャツは、主に綿とポリエステル両者のメリットを取り入れたいというウェア制作に好まれます。
例えば、部活動のユニフォーム。
速乾性を重視しつつ柔らかい着心地のものを発注したいのであれば、生地にはポリエステルを多く含んだ混合素材のものがお薦めです。
また、着心地の良さ、きちんと見える丈夫な生地をオリジナル制作の必須条件とし、さらに汗をかいても乾きやすいものが良いという店舗制服の注文には、綿の割合が多い混合素材を発注すると良いでしょう。
オリジナルTシャツの出来栄えを左右する生地の編み方
オリジナルTシャツの風合いや着心地は、素材の編み方によって大きく変わります。
そのため、特注ユニフォームまたは物販グッズとしてオリジナルTシャツをプリント製作する際には、素材と合わせて編み方にも着目してみましょう。
ここからは、Tシャツ生地の代表的な編み方をそれぞれの特徴を踏まえてご紹介します。
天竺（メリヤス編み・平編み）
オリジナルTシャツ生地の代表的な作成方法であるよこ編みの基本となるのが、天竺です。
名称が複数あり、メリヤス編み、平編みとも呼ばれています。
表の網目がV字、裏の網目が半円状と表裏で見た目に違いがあるのが特徴で、横方向に伸びやすい編み方です。
ポリエステルメッシュ
ポリエステルメッシュは、100%のポリエステル素材をメッシュ状に編んだ生地。
薄くて軽量、速乾性に優れているというように、ポリエステルのメリットが活かされています。
メッシュならではの凹凸と透け感があり、肌に貼りつく不快感もカバーしてくれるのがポイントです。
インターロック
生地に表裏がない両面編みの一種であるインターロックは、スムース編みとも呼ばれています。
編み地の表面が滑らかで、伸縮性に優れ、編み目がぎゅっと凝縮されているため型崩れしにくいのが特徴です。
ハニカムメッシュ
ハニカムメッシュは、名前の通り蜂の巣のような凹凸のある模様ができる編み方です。
編み目が立体的なので他の編み方よりも生地が厚手になりますが、通気性に優れたメッシュ生地なので、汗をかいてもべたつかず爽やかな着心地が持続します。
鹿の子
編み地に鹿の子状の細かい隆起がある鹿の子は、平編みとタック編みが交互に来る編み方です。
肌に触れる面積が面ではなく点であるため、通気性に優れています。
オリジナルTシャツの生地としてはやや珍しいですが、ポロシャツの生地の編み方の定番です。
裏毛
裏毛（うらけ）は表は天竺編みの編み目、裏はタオルのようなパイル地で構成されています。
吸湿性が高く、オリジナルTシャツよりもスウェットによく使われる編み方です。
裏起毛
裏毛の裏地のパイルを起毛させ、毛羽立たせて繊維の間に空気をため込む編み方が裏起毛です。
裏地はふわふわとした柔らかい手触りで、保温性に優れているためオリジナルTシャツより、パーカーやスウェットの制作に発注されています。
ダブルニット
ダブルニットは表と裏を別々の糸で同時に編んだ二重構造のニットです。
表の網目が裏の網目のより大きく見える編み方が一般的で、型崩れしにくく、伸縮性に優れています。
オリジナルTシャツに活用されることは少ないですが、スウェットによく使われる編み方です。
「アパレルの卸」は、オリジナルＴシャツの生地にこだわるプリント専門店です
当「アパレルの卸」は、綿、ポリエステル、混合素材の無地Tシャツを数多く取り揃え、激安名入れプリント印刷と等しくオリジナルTシャツの生地にもこだわる通販専門店です。
店舗制服や部活動のユニフォームは長くお使いいただくオリジナルTシャツですので、実際に袖を通すお客様が日々快適に着用できるよう、生地も編み方も豊富な種類を通販ならではの激安価格にて販売しております。
本体選びに迷ったときは、オリジナルTシャツの格安名入れ制作に精通している専門スタッフが丁寧にご要望をお伺いいたしますので、お気軽にご相談下さいませ。
まとめ
スタッフユニフォームから部活動のスポーツウェアまで、これまであらゆるオリジナルＴシャツの名入れ製作を通販ならではの激安価格で提供してきた「アパレルの卸」が、Ｔシャツ生地の素材や編み方の特徴をそれぞれご紹介しました。
また、当店はオリジナルベースボールシャツに似合うキャップやサンバイザーも販売しておりますので、スタッフ衣装に複数のアイテムを同時に注文・作成できます。
Ｔシャツはユニフォームに限らず誰しも日常的に着るものですが、意外と生地の素材や編み方の違いや特徴までは知らないものです。
生地にこだわることで、オリジナルTシャツの見栄えが着心地が様変わりします。
当店には豊富な素材と編み方を駆使した無地本体を格安価格にて多数揃えておりますので、オリジナルTシャツのプリント製作のご注文はぜひ当店をご活用下さいませ！
